ベシクタシュの香川真司【写真:Getty Images】
現地時間25日に行われるトルコ1部リーグ第23節の試合で、ベシクタシュとフェネルバフチェが対戦する。ベシクタシュのMF香川真司は移籍後初先発が濃厚とトルコ複数メディアが予想している。
ボルシア・ドルトムントからのレンタルで1月にベシクタシュに加入した香川は、アンタルヤスポル戦に交代出場してトルコデビューを飾り、いきなり2ゴールを決める活躍。続いてブルサスポル戦、マラティヤスポル戦にも後半途中から交代出場していた。
その前節マラティヤスポル戦では、セルビア代表MFアデム・リャイッチが累積4枚目となるイエローカードを受け、フェネルバフチェ戦は出場停止に。代わって香川が攻撃的MFの位置に入る可能性が高いと予想されている。
トルコ『ミリイェット』は香川がリャイッチの代役として「10番」の位置に入ると予想。試合勘や体力面で不安のある香川のパフォーマンスが後半に低下した場合、トルコ代表MFオウズハン・オズヤクプと交代するという見通しを伝えている。
『Sporx』も予想フォーメーションのトップ下の位置に香川を置き、リャイッチ不在の穴を埋めると予想している。『ファナティック』によれば、香川はシェノル・ギュネシュ監督とのミーティングで「準備できている」と伝えたとのことだ。
ベシクタシュとフェネルバフチェは、長友佑都が所属するガラタサライとともにトルコの“3強”とされるクラブであり、イスタンブールを本拠地とするクラブ同士のダービーマッチとなる。だがベシクタシュが現在3位に位置しているのに対し、今季フェネルバフチェは異例の不振に陥り、15位で降格の危機に瀕している。
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