森岡亮太【写真:Getty Images】
ベルギー1部リーグ第27節の試合が現地時間24日に行われ、シント=トロイデン(STVV)とシャルルロワが対戦。ホームのSTVVが3-1の勝利を収めた。
STVVはDF冨安健洋が先発でフル出場、MF鎌田大地も先発して77分までプレーした。MF関根貴大とFW木下康介はベンチ入りしたが出場なし。シャルルロワはMF森岡亮太がフル出場したが、試合はFWヨアン・ボリのハットトリックで3点を奪ったホームチームに軍配が上がった。
シャルルロワ公式サイトは試合後の森岡のコメントを伝えている。「STVVは素晴らしいチームで、ボールを持たれると奪い返すのは非常に難しかった。攻撃面で何もできなかったわけではなく、ゴールチャンスもあったが、チャンスを逃してしまうと勝負するのは難しい。以前の試合でも同じことがあった」と森岡は決定力不足を嘆いた。
「試合に負けたので、自分の個人的なパフォーマンスにも満足するわけにはいかない」と森岡。だが移籍後4試合目の出場となった新チームに手応えは得ている様子で、「クオリティーの高いグループで本当に快適に感じている。今後の数試合で良くなっていくはず」と語った。
レギュラーシーズンは残り3試合となり、現在5位のSTVVが6位以内での優勝プレーオフ(PO1)進出に大きく前進する一方で、8位のシャルルロワは厳しい状況となった。「今夜でPO1争いが終わったとは言いたくない。まだ数字的にはどんな可能性もあるので諦めてはいけない。立ち上がって信じ続けないと」と森岡は最後まで戦う姿勢を強調している。
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