アトレティコ・マドリーのサウール・二ゲス【写真:Getty Images】
バルセロナはアトレティコ・マドリーに所属するスペイン代表MFサウール・ニゲスの獲得を狙い、移籍金1億1000万ユーロ(約138億円)のオファーを準備しているという。スペイン紙『アス』が伝えている。
現在24歳のサウールはアトレティコの生え抜き選手であり、チームの主力として活躍。2017年にはアトレティコと9年間の長期契約を交わし、その契約は2026年まで残されている。
バルサはサウールが2017年に契約を延長する前にも獲得に迫っていたとみられている。その契約により契約解除金は8000万ユーロ(約100億円)から1億5000万ユーロ(約188億円)へと引き上げられた。バルサはその満額には届かないまでも、1億1000万ユーロという巨額のオファーを準備しているとのことだ。
その金額での移籍が実現したとすれば、昨夏にアスレティック・ビルバオからチェルシーへ移籍したGKケパ・アリサバラガの8000万ユーロを大幅に上回り、史上最高額のスペイン人選手となる。また、バルサがサウールを獲得した場合、インテルなどへの移籍が噂されるMFイバン・ラキティッチの退団は確実になるとみられている。
サウールに対しては、マンチェスター・シティが夏の補強の最優先ターゲットとして獲得を模索しているとの報道もあった。バルサとの争奪戦が繰り広げられることになるのだろうか。
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