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本田圭佑、絶妙スルーパスでアシスト。前半に退場者出したチームを救う同点演出

text by 編集部 photo by Getty Images

本田圭佑
メルボルン・ビクトリーの本田圭佑【写真:Getty Images】

【メルボルン・ビクトリー 1-1 メルボルン・シティ Aリーグ第20節】

 オーストラリア・Aリーグ第20節の試合が23日に行われ、メルボルン・ビクトリーとメルボルン・シティが対戦。ビクトリーの本田圭佑は先発で出場し、77分までプレーした。

 負傷から約2ヶ月ぶりに復帰を果たし、2試合に交代出場していた本田。ダービーマッチで先発復帰を果たし、中盤右サイドに入った。

 だがビクトリーは序盤から苦境に追い込まれてしまう。前半15分、すでに1枚イエローカードを受けていたDFニーダーマイヤーがエリア内に抜け出した相手選手を後方からのファウルで倒し、2枚目のイエローで退場処分を受けた。

 このプレーで得たPKをFWマクラーレンが確実に決め、アウェイのシティが先制。ビクトリーは1点ビハインドを背負った上、残り70分以上を10人で戦うことを余儀なくされる。

 前半終了間際にもポストを叩かれるなど苦しい展開で折り返したビクトリーだが、後半立ち上がりの50分に追いつくことに成功。本田がディフェンスラインを切り裂く絶妙なスルーパスでFWバルバルセスを走らせ、ニュージーランド代表FWが相手GKのニアを打ち抜いた。

 本田は77分に交代を告げられ、観客席から拍手で送られながらベンチに下がった。試合はそのまま1-1のドローで終了。3試合連続で白星を逃したビクトリーはシドニーFCに抜かれて順位をひとつ落とし、3位となっている。

【得点者】
16分 0-1 マクラーレン(メルボルンC)
50分 1-1 バルバルセス(メルボルンV)

【了】

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