リバプールのユルゲン・クロップ監督【写真:Getty Images】
リバプールのユルゲン・クロップ監督は、審判に対する不適切な発言により、イングランドサッカー協会(FA)から4万5000ポンド(約565万円)の罰金処分を科された。英メディア『BBC』などが伝えている。
処分の対象となったのは、今月4日に行われたプレミアリーグ第25節のウェスト・ハム対リバプール戦後の発言。1-1のドローで試合を終えたあと、クロップ監督は会見で判定への不満をあらわにしていた。
リバプールは前半22分にFWサディオ・マネがゴールを決めて先制したが、その前のプレーでMFジェームズ・ミルナーがオフサイドポジションにいたように見える。このオフサイドが見逃されたことに対し、主審が“帳尻合わせ”としてリバプールに不利な笛を吹いていたとクロップ監督は主張していた。
「我々のゴールはオフサイドだったと聞いた。主審はそれを知っていたはずだ」「(主審は)それ以上点差を広げさせたくなかった」「五分五分の状況では毎回相手のFKになっていた」とクロップ監督は発言していた。
FAはクロップ監督の発言が「審判の誠実性に疑問を呈するもの」だとして同監督を告訴。非を認めたクロップ監督は罰金処分を受け入れることになった。
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