チェルシーに補強禁止処分【写真:Getty Images】
国際サッカー連盟(FIFA)の規律委員会は22日、チェルシーが18歳未満の選手の国際移籍に関する規定に違反したとして、今後2回の移籍市場において補強を禁止する処分を下すことを発表した。
FIFAによれば、チェルシーは29人の選手の獲得に関してFIFA規約第19条に違反したとのこと。英メディアなどの事前報道によれば、現在リヨンに所属するブルキナファソ代表FWベルトラン・トラオレを2013年に獲得した際の契約もそのひとつだと伝えられていた。
この違反によりチェルシーは今後2回の移籍市場、つまり2019年夏と2020年1月の移籍市場において新たな選手を獲得することが禁じられる。女子チームやフットサルチームは処分対象外であり、男子チームも選手の放出は認められるとのことだ。
チェルシーに対してはさらに60万スイスフラン(約6600万円)の罰金処分が科されるとともに、今後90日以内に未成年選手に関する状況を是正することが求められている。イングランドサッカー協会(FA)に対しても51万スイスフラン(約5700万円)の罰金処分が科される。
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