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Jリーグ 6年前

J1全18クラブ総合評価ランキング。優勝候補のA判定、苦戦予想のE判定はどこ?【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

C評価

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C評価の6クラブ【写真:Getty Images】

北海道コンサドーレ札幌
 攻撃的なサッカーが売りのペトロヴィッチ監督率いるチームだけに、アタッカーの補強が目立った。広く知れ渡っているスタイルとはいえ、習得には時間を要するはず。都倉と三好が退団しており、まずは昨季のクオリティを維持することが第一。その意味でも新戦力は札幌のサッカーに順応しながら、チームにプラスアルファをもたらさなければならない。

FC東京
 主力の多くが残ったが、昨季は後半戦に失速しているのが気がかり。長谷川監督体制2年目とあってさらなるチーム力アップが期待される。新戦力との融合がスムーズに進めば、リーグをけん引できるのではないか。

横浜F・マリノス
 昨季後半戦は3バックも試したが、今季は引き続き4バックを採用して4-3-3をベースに戦うことが濃厚。他クラブも大型補強などで力を増しており、個々のタレントで見れば優勝争いはまだ厳しいか。だが組織として一皮剥ければアタッキング・フットボールが大ブレイクする可能性も秘める。三好が早くもインサイドハーフで独特のスタイルに順応している姿を見せるなど競争は激化している。従来の主力たちもうかうかしてはいられない。

清水エスパルス
 目標は昨季の8位を越える順位でシーズンを終わらせること。欲を言えば「トップ5入り」を狙いたい。攻撃陣が昨季と同じような破壊力を持ち、守備面に安定感がもたらされれば、それらを達成することも可能だろう。

セレッソ大阪
 得点力に関しては未知数な部分も多いが、昨季から主力の顔ぶれがほとんど変わっていない最終ラインは大崩れしないはず。中盤にも実力の確かな選手が揃っており、戦い方がしっかりと整備されれば安定して力を発揮できるチームになるだろう。

湘南ベルマーレ
 湘南ベルマーレとして初の2年連続J1残留を目指す今季。重要な戦力を揃え、目標達成への準備は整った。曹貴裁体制8年目となる2019シーズンが、J1定着への第一歩となってもおかしくはない。しかし、上位進出を果たせるかどうかはまだ不透明な部分があり、現段階ではC評価が妥当といったところだろうか。

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