エミリアーノ・サラ【写真:Getty Images】
現地時間1月29日に行われたリーグアン第22節のナント対サンテティエンヌの試合において、様々な禁止行為があったため、ナントに罰金処分が下された。20日に英紙『スカイスポーツ』が報じている。
ナントに所属していたエミリアーノ・サラは冬の移籍市場で、カーディフ・シティへの完全移籍が決まった。そのため、現地時間1月21日にナントからカーディフへ向かっていたが、サラを乗せた飛行機が行方不明に。
安否がわからないまま迎えた最初のホームゲームとなるサンテティエンヌ戦で、サラの顔を描いた大きなバナーをファンが掲げ、それと同時に発煙筒を炊いてサラの無事を祈った。9分に試合が中断され、1分間の祈りを捧げた場面では、ナントを率いるヴァイッド・ハリルホジッチ監督が目に涙を浮かべる姿が映し出されている。
印象的な試合となったが、それとこれとは話は別。同紙によると、試合開催を脅かしたとしてナント側に1万4400ポンド(約208万円)の罰金処分。さらに、ファンの発煙筒使用、ピッチに向けての物の投げ入れがあったとして、3900ポンド(約56万円)の罰金処分も下されている。
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