ルイス・ルビアレス会長【写真:Getty Images】
スペインサッカー連盟のルイス・ルビアレス会長が、新しいルールの「スーペルコパ・デ・エスパーニャ」を提案した。19日に英メディア『BBC』が報じている。
現行のスーペルコパでは、リーガエスパニョーラ優勝クラブとスペイン国王杯(コパ・デル・レイ)を制覇したクラブが、ホーム・アンド・アウェイ方式で戦うルールとなっている。2018年大会ではバルセロナとセビージャが対戦し、バルセロナが2-1の勝利をおさめて優勝を果たしていた。
その現行のルールが変わるかもしれない。同メディアによると、リーガエスパニョーラの1位と2位、コパ・デル・レイの決勝に進んだ2チームの合計4クラブで争う、新しいスーペルコパをルビアレス会長が提案したとのこと。まだ承認は得ていないが、シーズン開始前にスペイン国外で行うことを予定しているようだ。
ルビアレス会長はこれまで、リーガエスパニョーラの試合をスペイン国外で開催するのに反対の立場を示していた。ラ・リーガとジョゼップ・マリア・バルトメウ会長は、第21節のジローナ対バルセロナのリーグ戦をアメリカで開催する方向で計画を進めていたが、スペインサッカー連盟とスペインプロリーグ機構の承認を得ることが出来ずに断念。
たびたび露わになるスペインサッカー連盟とラ・リーガの対立関係。今度は逆の立場になるが、果たしてルビアレス会長の提案は承認を得ることが出来るのだろうか。
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