マルセイユの酒井宏樹【写真:Getty Images】
フランス・リーグアン第25節の試合が現地時間16日に行われ、マルセイユがアミアンに2-0の勝利を収めた。マルセイユのDF酒井宏樹も先発でフル出場している。
酒井はAFCアジアカップ2019での戦いを終えてマルセイユに戻ったあと3試合連続のフル出場。チームは冬に加入して以来好調なFWマリオ・バロテッリのゴールなどで前半のうちに2点を奪い、今季初となるリーグ戦3連勝を飾った。
フランス各メディアはそのバロテッリらを高く評価する一方で、酒井に対しては及第点あるいはそれ以下の評価を下しているメディアが多い。『homme du match』では酒井に採点「5」をつけ、「守備はクリーンで勤勉。攻撃ではもっと危険になるべき」と攻撃面での貢献の物足りなさを指摘している。
『footmercato』でも同じく酒井の採点は「5」。「前半45分間はかなり消極的。攻撃面であまり見せ場がなかった」と評しつつ、後半にはやや改善がみられたと述べている。
一方『90min』では及第点の「6」をつけ、「この選手の復帰後にマルセイユは良くなっている」と復帰後の貢献を評価。「ボール扱いに高いインテリジェンスを持ったサイドバック」と称賛している。『le Phoceen』も同様に採点「6」とし、特に守備面に好意的な評価を述べている。
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