レアル・マドリーのセルヒオ・ラモス【写真:Getty Images】
累積警告を消化するために意図的にイエローカードを受けた可能性が疑われているレアル・マドリーのDFセルヒオ・ラモスだが、今週末のリーグ戦でも警告を受けるかどうかが注目されることになりそうだ。
S・ラモスは現地時間13日に行われたチャンピオンズリーグのアヤックス戦で警告を受け、次の試合に出場停止となった。試合後の同選手の発言により、意図的に警告を受けた可能性が示唆され、欧州サッカー連盟(UEFA)が調査を開始している。
アヤックスとの1stレグにアウェイで2-1の勝利を収めたことで、マドリーは準々決勝進出に向けて優位な立場となった。S・ラモスは2ndレグに出場停止となるが、一旦カードを精算したことで、勝ち進んだ場合の今後の試合で警告累積となることは避けられる可能性が高くなる。
現地時間17日には、マドリーはリーガエスパニョーラ第24節の試合でジローナと対戦する。S・ラモスにとっては、この試合も再びカード精算の“チャンス”になるのではないかという見方がスペインメディアで伝えられている。
今季リーガで4枚のイエローカードを受けているS・ラモスは、あと1枚で累積警告による出場停止。ジローナ戦で警告を受け、次節のレバンテ戦に出場停止になったとすれば、3月2日に予定される宿敵バルセロナ戦での出場停止のリスクを回避することができる状況だ。
S・ラモス自身は、アヤックス戦でも故意に警告を受けたことは否定している。だがジローナ戦でも警告を受けたとすれば、再び疑惑の目を向けられることは避けられないかもしれない。
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