バイエルン・ミュンヘンのアリエン・ロッベン【写真:Getty Images】
バイエルン・ミュンヘンに所属する元オランダ代表FWアリエン・ロッベンは、コンディションが回復しない理由が分からず苦しんでいるという。独紙『ビルト』が14日付でインタビューを伝えた。
2009年から10シーズンにわたってバイエルンに在籍し、主力として数々のタイトル獲得に大きく貢献してきたロッベン。昨年12月には今季限りでバイエルンを退団することを表明し、ドイツ王者での最後の半年を過ごすことになった。
しかし、それ以来ロッベンはプレーする姿を見せてはいない。11月27日に行われたチャンピオンズリーグのベンフィカ戦で2ゴールを挙げる活躍を見せたのを最後に、2ヶ月半以上にわたって欠場が続いている。
プレーできるコンディションを取り戻すことができない理由は、ロッベン本人にもバイエルンのメディカルスタッフにも定かではないようだ。「すごくイライラしている。あらゆることを試してきたが、今のところうまくはいかない」とロッベンは自身の現状への不満を吐露した。
「残念ながら、そこが問題だ。何なのか分かっていないんだ。本当に難しい。チームに復帰できそうになったことが2回あったが、そのたびに再発があった」
バイエルン退団後には日本へ移籍する可能性もあると報じられていたロッベン。コンディションが回復しないようであれば、来季以降の去就にも影響が及ぶことになるかもしれない。
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