現役時代はアーセナルやイングランド代表で活躍し、現在は英紙『スカイスポーツ』の解説を務めるポール・マーソン氏が、トッテナムに所属する26歳の韓国代表FWソン・フンミンを絶賛した。

　現地時間13日に行われたチャンピオンズリーグ（CL）決勝トーナメント1回戦1stレグのドルトムント戦では、ヤン・フェルトンゲンのクロスにダイレクトで合わせてソン・フンミンが4戦連続ゴールを決めている。この結果、今季公式戦32試合出場で16得点9アシストを記録した。

　マーソン氏はプレミアリーグで活躍する選手の中で、今季最も印象に残っている4選手の名前を挙げている。一人はリバプール所属のオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクで、もう一人はマンチェスター・シティのブラジル代表MFフェルナンジーニョ。

　残る二人はソン・フンミンと、リバプール所属のエジプト代表FWモハメド・サラーで、「ソン・フンミンは非常に良い。モハメド・サラーも昨季ほどではないが、まだまだ最高レベルのストライカーだ」と評価している。

　昨年はロシアワールドやアジア競技大会が開催され、今年1月にはアジアカップが行われた。ソン・フンミンも韓国代表として試合に出場しており、多くの疲労が蓄積していると考えられる。それでも最近12試合で11得点の活躍ぶりを見せていた。

　先日、アーセナルの“レジェンド”であるイアン・ライト氏が、ソン・フンミンの市場価値を6000万ポンド〜7000万ポンド（約85億5000万円から約100億円）であると評価。年俸アップを含めた契約延長の話も出ており、ますますトッテナムにとって欠かせない選手になりそうだ。

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