ビジャ、山口らを積極的に獲得
昨季、世界屈指のMFであるアンドレス・イニエスタがヴィッセル神戸へ加入したことにより、日本中が大いに盛り上がった。新チームでも背番号8を身に付けた同選手は、デビュー戦から随所で世界レベルのプレーを披露。チームに多くのものをもたらした。
そして今季、神戸にまた一人世界屈指の名プレーヤーが加入することになった。ダビド・ビジャだ。
イニエスタ同様、バルセロナ、スペイン代表で数多くのタイトルを獲得してきたストライカーは、今季の神戸においてカギを握る存在となりそうだ。抜群の決定力を存分に発揮してゴールを量産することはもちろん、周りを生かしたプレーで違いを作りたいところ。今季のJリーグにおける得点王候補でもあるため、ビジャに懸かる期待は当然大きくなる。イニエスタとの連係も見ものだ。
また、西大伍や山口蛍といったJリーグでの実績は申し分ない選手たちが加入。彼らが新たなチームの主力となるのは明らかで、フアン・マヌエル・リージョ監督が求めるサッカーを体現するにふさわしい選手であることは間違いない。ビジャと同じく、こちらにも注目が集まる。
昨季は残留争いを強いられた神戸だが、リージョ監督が目指すポゼッションサッカーをピッチ上で開花させることができれば、上位進出も夢ではない。イニエスタ、ビジャ、ルーカス・ポドルスキとワールドクラスの選手には大きな爆発力が求められるが、リージョ監督が豊富なタレントをいかにしてまとめ上げるかも重要なポイントとなりそうだ。
目標はAFCチャンピオンズリーグ出場権獲得。神戸にとっては色々な意味で重要な1年となりそうだ。