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エミリアーノ・サラの死因判明。飛行機墜落による、頭や胴体の損傷で死亡

text by 編集部 photo by Getty Images

エミリアーノ・サラ
エミリアーノ・サラ【写真:Getty Images】

 28歳のアルゼンチン人FWエミリアーノ・サラを乗せて行方不明となっていた飛行機が海底で発見され、機体の中にあった遺体が同選手のものであると特定された。そして今回、死因が頭と胴体の損傷によるものであると判明したと、11日に仏紙『レキップ』が報じている。

 ナントに所属するサラは、プレミアリーグのカーディフ・シティへ完全移籍することが決まっていた。現地時間の1月21日、パイパーPA-46という軽飛行機にサラを含む二人が乗り、ナントを飛び立った後、オルダニー島付近でレーダーから消失し行方不明に。捜索が行われたが見つからず。そして先日、水中調査によって機体の残骸が発見された。

 機体の中から1名の遺体が発見され、英警察はサラのものであると断定。同紙によると、サラは溺死ではなく、飛行機が墜落した際に頭と胴体を損傷したことによって死亡したことが判明したという。なお、パイロットのデビッド・イボットソン氏はまだ見つかっていないとのこと。

 サラは今季リーグ戦で19試合に出場し12得点2アシストを記録。その得点力にカーディフが注目し、クラブ史上最高額の移籍金1700万ユーロ(約21億円)でチームに加わる予定だった。残留争いから抜け出す救世主となるはずだったが、プレミアリーグでプレーする夢は叶わなかった。

【了】

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