クシシュトフ・ピオンテク(左)とルーカス・パケタ(右)【写真:Getty Images】
ミランが調子を上げている。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は11日、1月の補強が大当たりだったことに大々的に取り上げた。
10日に行われたセリエAでミランはカリアリに3-0と快勝している。年明けから調子を落としている3位インテルとの勝ち点差は4。3位浮上が狙える位置まできた。
ミランはシーズン前半戦に不振が続き、一時はジェンナーロ・ガットゥーゾ監督の解任も噂になった。だが、新戦力の活躍で1月から結果を出しているところだ。カリアリ戦勝利の翌日、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は「新たなミランが補強で大飛躍」と記した。
このカリアリ戦では、冬の新戦力であるルーカス・パケタがミランでの初ゴールを記録。ジェノアから獲得したポーランド代表FWクシシュトフ・ピオンテクにいたっては、カリアリ戦での1得点を含めると、4試合で4ゴールを決め、早くもエースの存在感を見せている。
ミランは公式戦ここ5試合で3勝2分け負けなし。2つの引き分けはナポリとローマが相手だった。一方のインテルは、前節パルマ戦の決勝点が4試合ぶりの得点と難しい状況。冬の補強が当たったミランは、これからさらに順位を上げていくかもしれない。
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