ベシクタシュの香川真司【写真:Getty Images】
トルコ1部ベシクタシュのシナン・エンギンGM(ジェネラルマネージャー)は、買い取りオプション付きレンタルで加入したMF香川真司が来季以降も残留するかどうかは本人の決断次第だとしつつ、香川が同クラブで長くプレーを続けていくことを期待する様子を見せている。トルコテレビでのコメントを『Sporx』が伝えた。
香川は冬の移籍市場最終日にボルシア・ドルトムントからベシクタシュに加入。完全移籍のオプションが付与されたレンタルであり、今季終了後に完全移籍する場合の移籍金は160万ユーロ(約2億円)に設定されているとの報道もあった。
エンギンGMによれば、オプションが行使されるかどうかは香川本人の意思次第だという。「ドルトムントのオプションは香川に委ねられている」と同GMは語った。
その上で、香川はオプションを行使してベシクタシュで長くプレーするという期待も口にしている。「香川は今後数年ここにいるだろう。彼はオプションを行使すると信じている。(ベシクタシュで)プレーを始めた彼はまるで子供のように興奮していた」
香川はアウェイでのアンタルヤスポル戦でいきなり2ゴールを挙げる衝撃のデビューを飾り、9日のブルサスポル戦ではホームデビューも果たした。「この試合が満員になるのはアンタルヤで香川が決めた2つの宝石のおかげだ」とエンギンGMは本拠地サポーターの歓迎ぶりにも言及している。
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