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長谷部誠、苦しみながらの勝ち点1に手応え「守備の選手としては…」

text by 編集部 photo by Getty Images

長谷部誠
長谷部誠【写真:Getty Images】

 フランクフルトの長谷部誠は、現地時間9日に行われた敵地でのRBライプツィヒ戦にフル出場した。0-0で試合を終えたあと、勝ち点1を得たことの重要さを語っている。

 5位のフランクフルトはこの日、勝ち点5差で4位のライプツィヒと対戦。勝ち点差を詰める好機であると同時に、負ければ順位を下げる危険もあるゲームだった。

 ライプツィヒに押し込まれたフランクフルトだが、最後まで無失点でしのぎ、前節ボルシア・ドルトムント戦に続いて勝ち点1を獲得した形だ。

 長谷部は試合後、「ゲーム内容を見たら、相手の方がチャンスは多かったと思う」と振り返り、「守備の選手としては、後半戦初めてゼロで抑えられたので、数字上は良かったかなと思う」と、2019年初のクリーンシートに手応えを感じている。

 特に押し込まれた「後半はやっていてちょっと苦しかった」と長谷部。それでも「危ない場面がありながらもゼロで抑えられたのは良かった」と振り返った。その中で「勝ち点1を拾えたのはポジティブに捉える」と話している。

 順位の上でも、ここで負けるか引き分けるかは大きな差だ。長谷部は「今日負けていたら、チャンピオンズリーグ(出場権)の順位まで勝ち点8差開いてしまっていた。今はかなり混戦なので。グラッドバッハ(3位)、ライプツィヒ(4位)、ドルトムント(首位)という上位対決で勝ち点を拾っていくことで、先につながると思います」と述べた。

 フランクフルトは21日、ヨーロッパリーグでシャフタール・ドネツクと対戦する。

(取材:本田千尋【ライプツィヒ】、文・構成:編集部)

【了】

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