フットボールチャンネル

アーセナル、2発勝利も最下位相手に終盤に失点。シティ戦控えるチェルシーとは勝ち点で並ぶ

text by 編集部 photo by Getty Images

アレクサンドル・ラカゼット
アレクサンドル・ラカゼット【写真:Getty Images】

【ハーダースフィールド 1-2 アーセナル プレミアリーグ第26節】

 イングランド・プレミアリーグ第26節が現地時間の9日に行われ、6位アーセナルがアウェイで最下位ハダースフィールドと対戦し、2-1で勝利を収めた。

 先制はアーセナルだった。16分、左サイドのDFセアド・コラシナツのクロスにファーサイドにいたフリーのFWアレックス・イウォビがダイレクトボレー。これがDFテレンス・コンゴロに当たり、GKベン・ハマーは触ることができず。アーセナルが先制に成功した。

 前半終了間際の45分、MFヘンリク・ムヒタリアンからボールを受けたMFエインシュリー・メイトランド=ナイルズが右サイドからグラウンダーでクロス。中央にいたFWアレクサンドル・ラカゼットが合わせ、前半終了間際にアーセナルが2点のリードに広げた。

 だが、後半開始早々にハダースフィールドがチャンスを作る。50分、左からのグラウンダーのクロスにファーサイドにいたFWアダマ・ディアカビがダイレクトで合わせたが、GKベルント・レノが抑えた。

 70分、中央をドリブルで駆け上がったムヒタリアンから左サイドでフリーになったイウォビにパス。GKハマーと1対1になるが、ハマーの好セーブに阻まれた。追加点を決めて、試合を決めたいアーセナルは76分、ムヒタリアンに代えて移籍後二試合目となるMFデニス・スアレスを投入した。

 だが、ハダースフィールドが1点差に詰め寄る。93分、スルーパスに反応したディアカビがシュート。ふわりと浮かせたボールはレノが触り、ボールが転がる。これをコラシナツが最後触ってしまい、自陣のゴールに吸い込まれてしまう。これでハダースフィールドが1点差に詰め寄った。

 試合はこのまま終了し、アーセナルが2-1で勝利を収めた。勝利したアーセナルだったが、アーセナルにとっては後半ATに1点を失うという後味の悪い試合となってしまった。これでアーセナルが5位チェルシーと暫定ながらも勝ち点50で並んだ。チェルシーは今節マンチェスター・シティと対戦する。

【得点者】
16分 0-1 アレックス・イウォビ(アーセナル)
45分 0-2 アレクサンドル・ラカゼット(アーセナル)
90+3分 1-2 セアド・コラシナツ【OG】(ハーダースフィールド)

【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!