オランダ1部フローニンゲンのダニー・バイス監督は、AFCアジアカップ2019での戦いを終えてチームに合流した日本代表MF堂安律の状態についてコメントしている。オランダ『DVHN』に語った。

　UAEでは6試合に出場して2ゴールを記録するなどの活躍を見せ、森保ジャパンの準優勝に貢献した堂安。冬の移籍市場ではビッグクラブへの移籍の可能性も取りざたされていたが、少なくとも今季中はフローニンゲンでのプレーを続けることになった。

　バイス監督はチームに戻ってきた堂安について、「もちろん彼は酷くショックを受けている。決勝で敗れたからだ」とコメント。「だが、素晴らしい大会を戦って大きな経験を積むことができた」とアジアカップに言及している。

　堂安の現状については「元気そうな印象だ。またサッカーをしたいという意欲がある」とバイス監督。「こういう長旅がどれほど影響するかは毎回問題になるものだ。すぐにリズムを取り戻せるのか、時差の関係で夜眠れないのか。少し話をしてみるつもりだ」と話しており、コンディションについては今後確認するとのことだ。

　堂安不在でリーグ戦3試合を戦ったフローニンゲンは、首位PSVには敗れたがその他の2試合に勝利し、辛うじて降格圏の外に位置している。次節は10日に5位フィテッセとホームで対戦する。

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