リバプール【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグのリバプールは2017/18シーズンに対応する1年間の決算報告を8日付で行った。税引前利益額は約178億円に達し、これはサッカークラブにおける「世界新記録」だという。
クラブの発表によれば年間総売上高は4億5500万ポンド(約646億円)であり、前年度から9000万ポンド(約128億円)の大幅増加。クラブ史上最高額を更新した。
同じく前年度から大幅増加となった税引前利益は1億2500万ポンド(約178億円)となり、英紙『ガーディアン』などによればサッカークラブの世界史上最高額を更新したとのこと。これまでにはレスター・シティが2016/17シーズンに達成した9250万ポンド(約131億円)が世界記録だった。
チームの好成績や選手の売却、プレミアリーグの新たな放映権料契約などが大幅な増収・増益に繋がった。チャンピオンズリーグ(CL)で決勝まで勝ち進んだことで7200万ポンド(約102億円)、MFフィリッペ・コウチーニョをバルセロナに売却したことで1億4200万ポンド(約202億円)などの収入がクラブにもたらされている。
今季はCLでの決勝トーナメント進出に加えて、プレミアリーグでも優勝争いを演じているリバプール。経営面の好調を反映させ、悲願のリーグタイトルを手に入れることができるだろうか。
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