ベシクタシュの香川真司【写真:Getty Images】
トルコ1部のベシクタシュに所属するMF香川真司は、移籍後のホーム初戦となる9日のブルサスポル戦に先発で起用されることになるかもしれない。トルコ複数メディアが見通しを伝えている。
香川はドイツのボルシア・ドルトムントから冬の移籍市場最終日にベシクタシュに加入。3日に行われたトルコリーグ第20節のアンタルヤスポル戦で81分から交代出場すると、そこから3分間で2ゴールを挙げる鮮烈なデビューを飾った。
この活躍により、ホームデビューが期待されるブルサスポル戦では先発に起用されるのではないかとの見方が強まっている。トルコ『ファナティック』は「シェノル・ギュネシュ(監督)は明日の重要な一戦で香川を先発させることを計画している」と8日付で伝えた。
ドルトムントでほぼ出場機会を失っていたことにより、「ベシクタシュでの先発入りには少し時間がかかると予想されていた」と同メディアは述べつつ、「アンタルヤスポル戦での奇跡的な活躍と練習でのイメージで全てが変わった」としている。
『Sporx』は、香川がギュネシュ監督にとって待望の存在だったと伝えている。過去2シーズン在籍していたブラジル人MFアンデルソン・タリスカが昨夏に去って以来、チームは本職のトップ下の不在に悩んでいたが、香川がその解決策になり得るとの見方だ。
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