フランス1部マルセイユのルディ・ガルシア監督は、日本代表DF酒井宏樹がチームに再合流したことを歓迎しつつ、酒井の貢献を高く評価するコメントを述べた。酒井とともに出席した会見での言葉をフランス『フットメルカート』などが伝えている。

　日本代表としてAFCアジアカップ2019に参加し、今月1日に行われた決勝にもフル出場した酒井はその後マルセイユに合流。5日にはリーグアン第18節順延分のボルドー戦にさっそくフル出場し、1-0の勝利に貢献した。

　ガルシア監督は7日の会見で「彼と再会できたことを嬉しく思う」とコメント。「（アジアカップで）優勝できなかったのは残念だった。決勝まで進んでいたが、彼にとっても日本にとっても残念なことだ。勝者を称えたい」と代表チームでの戦いに言及した。

　マルセイユの酒井のプレーについては「ヒロキは前進している。過去2年半に成長してきた」と述べ、「チームに運動能力をもたらしてくれる。興味深い戦術的素養を持ち、右サイドで連動して動いてくれる」と評価している。

　ボルドー戦ではショートコーナーからのクロスに強烈なヘディングで合わせ、GKの好守に阻まれる場面もあった。「セットプレーに強いのも分かっていた。日本代表では（11月のベネズエラ戦で）決めていた。様々な状況に使えるのがヒロキの長所だ」とガルシア監督は酒井のプレーに賛辞を送った。

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