メディ・ベナティア【写真:Getty Images】
ユベントスに所属していた31歳のモロッコ代表DFメディ・ベナティアは、マンチェスター・ユナイテッドからのオファーを蹴ってカタール1部のアル・ドゥハイルSCへ移籍する道を選んだ。その理由について明かしたと、7日に英紙『メトロ』が報じている。
2016年7月にバイエルン・ミュンヘンからの期限付き移籍でユベントスに加入した後、ユベントスが買い取りオプションを行使して完全移籍。セリエA優勝やコッパ・イタリア制覇などに貢献している。
だが、今季は公式戦6試合の出場にとどまっていた。そして今年の1月29日、移籍金800万ユーロ(約10億円)でアル・ドゥハイルへ完全移籍することに。この時、ユナイテッドからもオファーが届いていたが、プレミアリーグへ行く選択肢を選ばなかった。
その理由について、ベナティアは「僕の決断をリスペクトしてほしい。家族にとってベストな選択だったんだ。子供たちをイスラム教の環境の中で育てたかった。UAEやサウジアラビアに行くことも出来たが、よく知る人たちがたくさんいるカタールのクラブを選ぶことにした」とコメントしている。
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