エミリアーノ・サラ【写真:Getty Images】
28歳のアルゼンチン人FWエミリアーノ・サラを乗せて行方不明となっていた飛行機が海底で発見され、機体の中にあった遺体が同選手のものであると特定された。7日にイングランドのドーセット警察が公式発表している。
ナントに所属するサラは、プレミアリーグのカーディフ・シティへ完全移籍することが決まっていた。現地時間の1月21日、パイパーPA-46という軽飛行機にサラを含む二人が乗り、ナントを飛び立った後、オルダニー島付近でレーダーから消失し行方不明に。捜索が行われたが見つからず。
そして先日、水中調査によって機体の残骸が発見された。さらに、機体の中から1名の遺体が見つかっている。そして今回、ドーセット警察は「ポートランド港に持ち込まれた遺体の身元が、正式にエミリアーノ・サラのものであると確認された」と発表した。
サラは今季リーグ戦で19試合に出場し12得点2アシストを記録。その得点力にカーディフが注目し、クラブ史上最高額の移籍金1700万ユーロ(約21億円)でチームに加わる予定だった。残留争いから抜け出す救世主となるはずだったが、プレミアリーグでプレーする夢は叶わなかった。
【了】