バルセロナのフィリッペ・コウチーニョ【写真:Getty Images】
バルセロナに所属するMFフェリッペ・コウチーニョにプレミアリーグの複数のクラブが興味を持っているようだ。6日付けの英紙『インディペンデント』が報じている。
コウチーニョは昨年1月にリバプールから1億6000万ユーロ(約218億円)の移籍金でバルセロナに加入した。鳴り物入りで入団したコウチーニョだが、リバプール時代のような活躍を見せる事が出来ていない。現地時間6日のスペイン国王杯(コパ・デル・レイ)準決勝1stレグ対レアル・マドリー戦に先発出場するも、見せ場なく64分にリオネル・メッシと交代した。
そんな26歳に対しチェルシーが興味を持っていると同紙では伝えている。チェルシーはMFエデン・アザールが来季マドリーへ移籍する可能性がある事から、代役にコウチーニョを狙っていると見られている。またマンチェスター・ユナイテッドが既にコウチーニョと接触をしたとも伝えられている。
マドリーとの試合前、バルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長は「コウチーニョを売却するつもりはない。彼は素晴らしいプレーヤーの一人だ」と評価する一方で「もちろん、彼は移籍金に見合うようなパフォーマンスを見せなければならない」と今後に向けて奮起を促している。
リバプール時代はリーグ戦201試合で54ゴール45アシストの活躍を見せたコウチーニョが慣れ親しんだプレミアリーグに復帰する可能性はあるのだろうか。
【了】