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写真左からメデル、オズヤクプ、クアレスマ、リャイッチ、トコズ【写真:Getty Images】
ドルクハン・トコズ(トルコ)
生年月日:1996年5月21日(22歳)
今季リーグ戦成績:9試合出場/3得点1アシスト
今季よりベシクタシュに加入した期待の逸材。シーズン序盤こそベンチを温めることが多かったが、リーグ戦第12節で出場機会を得ると、以降9試合連続でピッチに立った。現在はリーグ戦3試合連続ゴール中と絶好調だ。
ガリー・メデル(チリ代表)
生年月日:1987年8月3日(31歳)
今季リーグ戦成績:17試合出場/0得点0アシスト
かつてセビージャやインテルといった強豪クラブで活躍した守備的MF。チリ代表としても2010年南アフリカ、2014年ブラジルワールドカップに出場し、いずれも同国の決勝トーナメント進出に大きく貢献している。持ち味はハードで粘りのある守備であり、本職のボランチ以外にもセンターバックやサイドバックとしてプレーすることも可能。ベシクタシュにおいて頼もしい存在となっている。
アデム・リャイッチ(セルビア代表)
生年月日:1991年9月29日(27歳)
今季リーグ戦成績:14試合出場/3得点5アシスト
今季、トリノからやってきたセルビア代表アタッカー。サイド、トップ下、CFと幅広いエリアでプレーすることが可能であり、ロシアワールドカップでも主力としてセルビア代表の崩しの核となった。ベシクタシュでは主にサイドハーフとして出場することが多いが、持ち味のドリブルと精密なスルーパスを武器にリーグ戦14試合で3ゴール5アシストの成績を収めている。香川真司とどのようなコンビネーションを見せるかも注目だ。
オウズハン・オズヤクプ(トルコ代表)
生年月日:1992年9月23日(26歳)
今季リーグ戦成績:14試合出場/1得点3アシスト
香川真司のライバルとなりそうなのがこの選手だ。ベシクタシュの背番号10をつける同選手は主にトップ下でプレーすることが多い選手であり、テクニックやパスセンスに優れている。まだ26歳だがベシクタシュでの公式戦出場数は200試合以上となっているなど、実績は申し分ない。香川にとって強力なライバルであることは確かだが、ここ最近の背番号10はベンチを温めることが多い。
リカルド・クアレスマ(ポルトガル代表)
生年月日:1983年9月26日(35歳)
今季リーグ戦成績:16試合出場/2得点9アシスト
言わずと知れたポルトガル代表のマジシャン。ロシアワールドカップ・グループリーグ第3節の対イラン戦で生まれた芸術的な右アウトサイドキックでのゴールが記憶に新しい。現在35歳となったクアレスマだが、その技術が落ちることはない。今季もここまでリーグ戦16試合に出場し、2得点9アシストという申し分ない成績を収めており、チームの顔として奮闘している。タイプが違うとはいえ、香川真司がこの男から学ぶことも多いはずだ。