長友佑都(左)と香川真司(右)【写真:Getty Images】
ベシクタシュ加入後、最初の試合で2ゴールを決めた香川真司。その反響の大きさから、長友佑都が所属するガラタサライとの注目の一戦である“イスタンブールダービー”のキックオフ時間が変更されるかもしれない。6日に英紙『デイリー・サバ』が報じている。
イスタンブールダービーが行われるのは5月5日。同紙によると、その試合に先駆けて日本にトルコリーグの映像を提供している代理店が、トルコリーグの放映権を所有するビーイン・スポーツとトルコサッカー協会(TFF)に対して、キックオフ時間を日本の視聴者向けに変更するよう異例の要請を行なっているとのこと。
1月31日にドルトムントからの期限付き移籍でベシクタシュに加入した香川。2月4日に行われたアンタルヤスポル戦でベンチ入りすると、途中出場から16秒でゴールを決めた。さらに2分後にも、ゴール真正面のフリーキックから直接ゴールを決めて追加点。1試合で2得点決める活躍を見せ、6-2の勝利に貢献している。
試合後、欧州各国が大々的に報道。仏メディア『Maxifoot』は「ベシクタシュのカガワ、驚くべきデビュー」と伝え、トルコメディア『ファナティック』は「黒と白のユニフォームに袖を通したカガワがベシクタシュファンを魅了した」と伝えている。
香川の活躍は欧州だけでなく日本でも大きく取り上げられた。そのことを考慮して、香川が所属するベシクタシュと、長友が所属するガラタサライの“イスタンブールダービー”のキックオフ時間を変更し、日本の視聴者からの注目を集めようとしているのかもしれない。
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