ボルシア・ドルトムントのルシアン・ファブレ監督【写真:Getty Images】
ボルシア・ドルトムントはルシアン・ファブレ監督と契約延長を望んでいるようだ。6日付けの独紙『シュポルトビルト』が報じている。
ファブレ監督は今季からドルトムントの指揮を執っている。チームは現地時間5日に行われたドイツ杯(DFBポカール)3回戦ではPK戦の末ブレーメンに敗れたものの、リーグでは20節終了時点で2位のバイエルン・ミュンヘンに勝ち点差「7」を付け首位をキープしている。
そんな61歳に対しハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOは同紙で「彼の仕事ぶりは素晴らしく今後も続けて欲しい。チームは成長しており、その功績は第一にルシアンによるものだ」と仕事ぶりを評価したうえで「我々が彼と契約延長の話をする事は当然の流れ」と2020年まで残る契約をさらに更新する可能性について言及した。
ファブレ監督が契約を延長すると現在ベシクタシュにレンタル移籍している香川真司の去就にも影響があるかもしれない。今季前半戦の香川は怪我の影響もあったがファブレ監督のもとでリーグ戦2試合、わずか98分の出場時間と戦力外扱いされていた。
4日に行われた入団会見で香川は「契約は夏までレンタルという事で、その先はわからない」とドルトムントの復帰の可能性も示唆している。ファブレ監督の契約延長は香川にも影響を及ぼすかもしれない。
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