北本久仁衛【写真:Getty Images for DAZN】
J1リーグのヴィッセル神戸が5日、2018シーズンまで在籍していた37歳のDF北本久仁衛がタイのシモークFCへ完全移籍することが決まったと発表した。
2000年にプロ入りした北本は一度も移籍することなく19年間神戸でプレー。昨季はリーグ戦1試合、ルヴァンカップで6試合に出場している。シーズン終了後に契約満了が発表され、初めて神戸を去ることになった。
神戸のオフィシャルサイトを通じて北本は「神戸ファンの皆様、長きに渡り応援していただいてありがとうございました。皆様の力強い応援を背中に試合をするのは本当に何ものにも代えられない最大の喜びでした。三木谷会長、本社スタッフ、現場スタッフ、メディカルスタッフ、用具スタッフ、ずっと長くクラブハウスを掃除してくれた方達、そしてずっと苦楽を共にした今までのチームメイト、本当にありがとうございました。チームからクラブスタッフの役職を誘っていただきましたが、まだ現役にこだわりたい気持ちがあり辞退させてもらいました。そして神戸を離れる事を決めた時、何か今まで経験した事のない未知の体験、経験をしたいと思いました。それが今回のタイ移籍になりました。ティーラトン選手が誘ってくれて、色々サポートしてもらい今回の移籍を決めました。
急な話でサポーターの方への挨拶ができずにすみません。クラブとも話して、日本に戻ってくるタイミングで何かできないかと考えています。神戸は自分にとって心のクラブです。大好きな神戸が今年、目標であるタイトル、ACL出場権を獲得する事、そして益々発展していく事を心から願っています。19年間ありがとうございました」とコメントしている。
【了】