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欧州各国リーグ、冬の移籍まとめ。大物選手が続々と新天地へ、香川ら日本人選手の名も【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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欧州
写真左からセスク、板倉滉、香川真司、バロテッリ、昌子源【写真:Getty Images】

マリオ・バロテッリ(イタリア代表)
生年月日:1990年8月12日(28歳)
ニース→マルセイユ(フリー)
今季リーグ戦成績:10試合出場/0得点1アシスト(ニース)

 かつてインテルやマンチェスター・シティで活躍した悪童。素行の悪さが目立ち、チーム内で問題児扱いされることも多かったが、近年は落ち着きを取り戻し、フランス国内ではまずまずの成績を収めていた。バロテッリは昨夏にも移籍する可能性が高かったが、ニース残留が決まっていた。しかし、今冬の移籍市場でついにニース退団を決断。新天地は酒井宏樹も所属するマルセイユだ。現地時間1月26日に行われたリーグアン第22節でデビューを飾ると、さっそく得点をマーク。今後、さらなる活躍が期待される。

セスク・ファブレガス(元スペイン代表)
生年月日:1987年5月4日(31歳)
チェルシー→モナコ(移籍金なし)
今季リーグ戦成績:6試合出場/0得点0アシスト(チェルシー)

 スペイン代表としてワールドカップ制覇、クラブではチャンピオンズリーグ制覇を経験するなど数多くのタイトルを獲得してきた世界屈指のMF。そんな同選手は今冬にチェルシーからモナコへの移籍を決断していた。今季は低迷が続いている同クラブにとっては重要なピースとなることは明らかであり、フランスの地で違いを生み出したいところだ。新たなリーグでの活躍に期待したい。

香川真司(日本代表)
生年月日:1989年3月17日 (29歳)
ボルシア・ドルトムント→ベシクタシュ(今季終了までのレンタル移籍)
今季リーグ戦成績:2試合出場/0得点0アシスト(ボルシア・ドルトムント)

 今季のボルシア・ドルトムントにおいて完全に立場を失い、移籍の噂が絶えなかった香川真司だが、ついに新天地が決まった。同選手が選んだクラブはトルコの強豪でもあるベシクタシュだ。現地時間3日に行われたトルコリーグ第20節アンタルヤスポル戦でさっそくメンバー入りを果たした同選手は81分にピッチに立つと、その16秒後に得点をマーク。さらにその3分後には再びゴールネットを揺らすなど、衝撃的な新天地デビューを飾った。早くも現地メディアから絶賛されており、今後も継続して活躍が求められる。同じトルコのガラタサライでプレーする長友佑都との対決にも今から注目が集まっている。

昌子源(日本代表)
生年月日:1992年12月11日 (26歳)
鹿島アントラーズ→トゥールーズ(移籍金:約3億8000万円)
昨季リーグ戦成績:16試合出場/1得点0アシスト(鹿島アントラーズ)

 ロシアワールドカップでは日本代表の主力としてチームのベスト16進出に貢献し、所属していた鹿島アントラーズではAFCチャンピオンズリーグ制覇も経験したCB。そんな昌子は今冬、ついに海外挑戦を決断した。新天地に選んだのは、フランス1部に所属するトゥールーズだ。チーム期待の若手CBだったジャン=クレア・トティボがバルセロナへ去ったこともあり、昌子はチーム加入から間もなくしてレギュラーの座を確保した。現地メディアからはおおむね高評価を得ているなど、さっそく持てる力を余すことなく発揮している。

板倉滉(日本)
生年月日:1997年1月27日 (22歳)
川崎フロンターレ→マンチェスター・シティ→フローニンゲン(移籍金:約1億4000万円/レンタル料:約8800万円)
昨季リーグ戦成績:24試合出場/3得点0アシスト(ベガルタ仙台)

 日本の将来を担うであろう東京五輪世代のCB。そんな同選手は今冬、世界屈指の強豪クラブであるマンチェスター・シティへの移籍を発表するなど、日本中を驚かせた。CB、そしてボランチと幅広いポジションを担うことができるその能力を認められた格好だ。2020年まではオランダ1部のフローニンゲンへのレンタルが決まっており、同クラブで武者修行を積む形になった。さらなる成長を遂げ、マンチェスター・Cへ戻ってきたいところだ。

【了】

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