カーディフ加入が決まっていたエミリアーノ・サラ【写真:Getty Images】
ナントからカーディフ・シティへの移籍が決まっていたFWエミリアーノ・サラを乗せて行方不明となった小型機とみられる機体が英仏海峡海底で発見された。英メディア『BBC』などが伝えている。
サラは冬の移籍市場でカーディフへ移籍することが決まり、先月21日夜に小型機でフランスから英国に向けて出発。だが同選手とパイロットの2名を乗せた小型機は英仏海峡上で消息を絶った。
現地警察当局は24日まで3日間の捜索を行ったが、機体を発見できず捜索を打ち切り。だが捜索の再開を求める声が強まり、捜索資金として集められた寄付金を用いての独自捜索が開始され、水中探査も行われていた。
捜索に参加していた海洋学者のデイビッド・マーンズ氏は、「エミリアーノ・サラを乗せ、デイビッド・イボットソンが操縦していた飛行機の残骸の位置が今朝特定された」と3日にツイート。警察を通して両者の家族にも連絡が行われたと述べている。
米メディア『ESPN』は、発見された機体がサラを乗せた小型機だと確認されたことを英国航空事故調査局(AAIB)が認めたと伝えている。マーンズ氏によれば、AAIBは4日に機体発見についての声明を出すとのことだ。
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