カタール代表のアルモエズ・アリとアクラム・アフィフ【写真:Getty Images】
カタール代表の優勝で幕を閉じたAFCアジアカップ2019では、そのカタールのFWアルモエズ・アリが大会新記録となる9得点で得点王に輝いた。だが得点王だけでなく、大会新記録を更新するアシスト王もカタール代表から誕生している。
今大会のアシスト王に輝いたのはカタールの22歳FWアクラム・アフィフ。日本代表を破った決勝のマン・オブ・ザ・マッチにも選ばれたアフィフは、今大会の7試合で驚異の10アシストを記録した。
アジアサッカー連盟(AFC)によれば、10アシストという数字は2位の選手を大きく引き離して今大会最多。また、記録が残っている限りではアジアカップの1大会における最多アシスト数だったとのことだ。
アフィフはカタールが6-0の大勝を収めたグループステージの北朝鮮で4アシストを記録。決勝トーナメントでは韓国戦で1アシスト、UAE戦で3アシスト、決勝の日本戦では自身が決めたPK以外の2点をアシストした。
得点王に輝いたアリの9得点中5点がアフィフのアシストによるものだった。アリはこの“相棒”について、「アクラムとは7年間一緒にやっている。彼がどこにいて、どこにパスを出すか分かっているし、彼も僕が何をするか分かっている」と相互理解の強さを強調している。
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