レアル・マドリーのカリム・ベンゼマ【写真:Getty Images】
レアル・マドリーに所属するFWカリム・ベンゼマは、同クラブでの通算ゴール数を209点に伸ばし、クラブ歴代単独6位に浮上した。スペイン紙『マルカ』などが伝えている。
マドリーは現地時間31日に行われたコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)準々決勝2ndレグの試合でジローナと対戦。ベンゼマはこの試合で2ゴールを挙げ、3-1の勝利に大きく貢献した。マドリーは試合合計7-3で準決勝進出を決めている。
ジローナとの1stレグでも1ゴール、リーガエスパニョーラのエスパニョール戦でも2ゴールを挙げていたベンゼマは、これで最近3試合で5得点。その好調ぶりにはサンティアゴ・ソラーリ監督も、「今のベンゼマと対戦した相手には申し訳なかった。素晴らしい選手であり今は絶好調だ」と賛辞を送っている。
この2得点を加えたことで、ベンゼマのマドリーでの公式戦通算得点数は209点となった。5度のリーガ得点王などに輝いたメキシコのレジェンド、ウーゴ・サンチェス氏を上回り単独6位に浮上している。
ベンゼマは2009年にリヨンからマドリーに加入し、今季で10シーズン目。446試合で209ゴールを記録し、内訳はリーガで136点、チャンピオンズリーグで47点、コパ・デル・レイで20点、クラブワールドカップで3点、スペイン・スーパーカップで2点、UEFAスーパーカップで1点となっている。
マドリーでベンゼマより多くのゴールを決めている選手はクラブのレジェンド的存在ばかり。クリスティアーノ・ロナウドが最多の451点を挙げ、ラウール氏が323点、アルフレッド・ディ・ステファノ氏が307点、サンティジャーナ氏が288点、フェレンツ・プスカシュ氏が237点で続いている。
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