バルセロナのデニス・スアレス【写真:Getty Images】
バルセロナに所属するスペイン人MFデニス・スアレスは、イングランドのアーセナルにレンタルで加入することが合意に達した。31日に両クラブから発表が行われている。
バルサ側は、デニス・スアレスが2020年6月までとなっていた契約を2021年6月まで1年間延長したことも発表している。バルサとの契約を延長した上で、今季末までアーセナルにレンタルされる。
レンタル期間中のデニス・スアレスの給料はアーセナルが負担するとのことだ。また、完全移籍に向けた買い取りオプションが設定されていることも発表されている。
現在25歳のデニス・スアレスは2011年から13年までマンチェスター・シティに所属したことがあり、トップチームでの公式戦出場はカップ戦2試合のみだったが、5年半ぶりのイングランド復帰となる。
2014/15シーズンに在籍したセビージャでは現アーセナルのウナイ・エメリ監督とともに仕事をし、ヨーロッパリーグ優勝も飾った。エメリ監督は「彼のことはよく知っている。攻撃の様々なポジションにクオリティーとオプションをもたらしてくれる選手だ。チームを助けてくれる」と再会を喜んでいる。
アーセナルがデニス・スアレスの獲得を試みていたことは以前から報じられ、一旦は破談に終わったとの報道もあった。クラブ公式ツイッターは「ついに待望のニュース」と嬉しげに発表を行っている。
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