アジアカップで2大会ぶり5度目の優勝を目指す日本は30日、カタールとの決勝戦に向けアブダビ市内でトレーニングを行った。

　今大会6試合中これまで5試合にフル出場している権田修一は「自分が正GKというふうには思っていない」と語り「今大会は試合に出られてますけど、今大会が終わって、次の３月に自分が呼ばれる保証なんて絶対にないし、試合に出られる保証なんてないというのが代表チームだと思う」と常に危機感を持って日々の練習に励んでいるようだ。

　続けて「東口選手、シュミット・ダニエル選手は一緒に練習していて、本当にレベルの高い選手ですし、勉強になることもあるし、あの２人も本当に悔しい思いもあると思いますけど、練習のなかでとにかく僕に対していい声がけをしてくれます。そういう彼らの人間性は代表に入るに値するというか、そういう人じゃないと、森保さんは逆に選ばないと感じます」と3人で切磋琢磨している事を明かした。

「これが終わったら３月に向けて、自分の所属チームで全力でやって、３月に呼ばれたらそのときにまたがんばりますし、呼ばれなかったら、その次の代表に選ばれるようにがんばるというサイクルを、僕はとにかく続けるのかなと思います」と常に深化し続ける事を誓った。

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