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写真左からサレム・アルハジリ、アシム・マディボ、アクラム・アフィフ、カリム・ブディアフ、ハサン・アルハイドス【写真:Getty Images】
アシム・マディボ(背番号23)
生年月日:1996年10月22日(22歳)
身長163cm 体重71kg
所属クラブ:アル・ドゥハイル
今大会成績:5試合出場/0得点0アシスト
まだ22歳と今後の成長が楽しみな守備的MF。身長は163cmと小柄だが、決してフィジカルが弱いわけではなく、ピンチの芽を早い段階で摘む能力に長けている。90分間アグレッシブな姿勢を継続できる選手でもあるため、日本代表にとっては確実に厄介な存在となるだろう。
サレム・アルハジリ(背番号14)
生年月日:1996年4月10日(22歳)
身長180cm 体重70kg
所属クラブ:アル・サッド
今大会成績:3試合出場/0得点0アシスト
カタールU-20代表として2015年に行われたU-20ワールドカップに出場した経歴を持つ守備的MF。ボランチでコンビを組むアシム・マディボと同じくこちらも守備面での貢献度が光る選手であり、簡単に突破を許してくれない。しかし、ボール奪取後のパスに関しては少し雑になる場面も多いため、日本代表からすればそうしたウィークポイントは狙っておきたい。
ハサン・アルハイドス(背番号10)
生年月日:1990年12月11日(28歳)
身長170cm 体重58kg
所属クラブ:アル・サッド
今大会成績:6試合出場/1得点1アシスト
カタール代表の10番を背負う攻撃の要。同国代表として通算88試合に出場し18得点をマークするなど、チームにおいて欠かせない存在だ。今大会でも全試合に出場しており、1得点1アシストを記録しているなどカタール代表の決勝進出に大きく貢献している。なかでも良質なクロスは大きな武器であり、所属クラブでも今季13試合ですでに7アシストをマークしている。日本代表も細心の注意を払うべきだ。
アクラフ・アフィフ(背番号11)
生年月日:1996年11月18日(22歳)
身長176cm 体重68kg
所属クラブ:アル・サッド
今大会成績:6試合出場/0得点6アシスト
カタール代表期待の22歳。同選手はサイドアタッカーだが、パスセンスが非常に高くサイドから決定的なチャンスを演出できるプレーヤーである。グループリーグ第2節の対北朝鮮戦では1人でなんと4つのゴールをお膳立てするなど6-0大勝の立役者に。さらにグループリーグ第1節の対レバノン戦、準々決勝の対韓国戦でもアシストをマークしており、今大会は6試合で6アシストという申し分ない成績を収めている。日本代表にとっては要注意人物だ。
カリム・ブディアフ(背番号12)
生年月日:1990年9月16日(28歳)
身長190cm 体重87kg
所属クラブ:アル・ドゥハイル
今大会成績:5試合出場/0得点0アシスト
身長190cmを誇るカタール代表のハイタワー。ボランチで出場することも多いが準決勝の対UAE戦ではトップ下で出場していたことから、恐らく日本との決勝戦でも同ポジションで先発してくるだろう。先にも述べたように中盤底でもプレーできるため、攻撃面だけでなく守備面での貢献度も非常に大きい。決勝戦で対峙する可能性が高い吉田麻也、冨安健洋からすれば厄介な存在となるはずだが、ここはうまく封じたい。