パリ・サンジェルマン（PSG）に所属するブラジル代表FWネイマールは、負傷により長期の離脱を強いられる可能性があるかもしれない。手術が必要となる可能性も懸念されている。

　ネイマールは現地時間23日に行われたクープ・ドゥ・フランス（フランス杯）のストラスブール戦で負傷。一旦プレーを続行したが、ピッチ外に出て治療を受けたあと交代を余儀なくされた。

　トーマス・トゥヘル監督は、27日に行われたレンヌ戦後の会見でネイマールの現状に言及。「ネイマールについて何かを発表するにはまだ早い。今後数日の経過を見守っていく」と述べ、復帰の見通しについて明言は避けている。フランス『カナル・プリュス』が伝えた。

　PSGは来月12日に行われるチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦1stレグの試合でマンチェスター・ユナイテッドと対戦するが、この試合にネイマールが出場できる可能性は低そうだ。トゥヘル監督も「非常に難しい」と認めている。

　仏紙『パリジャン』が入手したとして伝えた情報によれば、ネイマールはそれ以上の長期離脱となる可能性があるという。右足中足骨に亀裂が入っていることが検査で確認されたと同紙は伝えている。

　ネイマールは昨年3月にも同じ箇所の骨に亀裂が入り、治療のため手術を受けて約3ヶ月の離脱を強いられた。再び手術を行うのかどうか、クラブのメディカルスタッフは今週中に決断を下す見通しだという。

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