ラツィオのジョルダン・ルカク【写真:Getty Images】
ニューカッスルはイタリアのラツィオに所属するベルギー代表DFジョルダン・ルカクの獲得に迫っていたが、決定直前で破談となったことを発表した。英メディア『BBC』などが伝えている。
マンチェスター・ユナイテッドのFWロメル・ルカクの弟であるジョルダンは、ニューカッスルへの移籍に向けた交渉が進み、クラブの許可を受けた上で25日に英国を訪問。レンタルでの移籍決定に近づいていた。
しかし、ニューカッスルは同選手の獲得に至らなかったことを発表する声明を出したと英メディアは伝えている。「今後レンタル交渉を進めることはない」とクラブは述べ、ジョルダンに向けて「今後の幸運を祈る」とメッセージを送った。
地元紙『イブニング・クロニクル』によれば、メディカルチェックで問題が確認されたことが破談の理由だという。ジョルダンに代わる新戦力として、ニューカッスルはモナコのイタリア人SBアントニオ・バッレーカの獲得に動く見通しだとも伝えられている。
日本代表FW武藤嘉紀も所属するニューカッスルは、今季のプレミアリーグで降格圏付近に低迷して苦しい戦いが続いている。ジョルダンを獲得すればユナイテッド所属の兄との兄弟対決が実現していたかもしれないが、幻に終わった。
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