スベン・ゴラン・エリクソン監督【写真:Getty Images】
AFCアジアカップ2019でフィリピン代表を率いていたスベン・ゴラン・エリクソン監督は、チームの敗退に伴い退任することになったが、今後もフィリピン代表の顧問を務めることが明らかになった。
過去にイングランド代表監督などを務めたスウェーデンの名将エリクソン氏は、昨年10月にフィリピン代表監督に就任。6ヶ月間の短期契約を交わし、すでにアジアカップ本大会初出場を決めていたチームを率いることになった。
グループステージC組に入っていたフィリピンは初戦で韓国代表を苦しめたが、0-1で惜敗。その後中国にも0-3、キルギスにも1-3で敗れ、3連敗のグループ最下位で大会を終えた。
エリクソン監督は当初の予定通り今大会の終了をもって退任するが、今後もフィリピン代表への助力を続けるとのことだ。代表チームマネージャーのダン・パラミ氏が『CNNフィリピン』に語った。
「契約にサインをする前から、アジアカップに向けた短期間であることは合意していた。今後彼は監督から顧問に役割を変え、我々は適宜助言を求めていく」とパラミ氏は話している。新監督には、前任の監督でもあり、エリクソン監督のアシスタントも務めていたスコット・クーパー氏が復帰することのことだ。
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