昌子源【写真:Getty Images】
フランス1部のトゥールーズに所属するDF昌子源は、デビュー2戦目となったスタッド・ランス戦を振り返り、日本でのキャリアでも“未体験”の試合だったと語った。クラブ公式テレビ『TFC TV』でのコメントを地元メディアが伝えている。
鹿島アントラーズからトゥールーズへ移籍した昌子は先週末のリーグアン第21節ニーム戦で新天地デビューを飾り、フル出場で1-0の完封勝利に貢献。続いて22日にはフランスカップのスタッド・ランス戦にも先発で出場した。
試合は3回にわたってトゥールーズがリードする展開ながらも、スタッド・ランスがそのたびに追いつき、3-3で延長戦へ。延長後半にはついにスタッド・ランスが逆転したが、トゥールーズも終了間際のPKで4-4の同点とし、PK戦の末にようやく勝利を収めた。
120分間フル出場した昌子は、「日本でも色々な経験はしましたが、こんな試合はなかったです」と試合後にコメント。「ランスが反撃してきましたが、僕らも諦めず耐え続けました。個人的には2試合やって2勝なのですごく良いと思います。このまま続けていきたいですね」と勝利を喜んだ。
ニーム戦の5バックから、スタッド・ランス戦では途中から4バックにシステム変更もあったが、「どちらが良いということはありません」と昌子。「大事なのは監督の指示に従って期待に応えることです」と続けた。
トゥールーズの次の試合は現地時間27日のアンジェ戦。順調に出場機会を得ている昌子はこのままレギュラーに定着し、チームの勝利に貢献を続けていきたいところだ。
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