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バロテッリ、マルセイユ初出場でいきなりゴール。試合は爆竹で30分中断の大荒れに

text by 編集部 photo by Getty Images

マリオ・バロテッリ
マリオ・バロテッリ【写真:Getty Images】

 フランス1部のマルセイユに加入したイタリア代表FWマリオ・バロテッリは、新天地でのデビュー戦となったリール戦でいきなりのゴールを挙げた。だが試合はマルセイユが1-2の敗戦を喫する結果に終わっている。

 リバプールやミランで苦しい時期を過ごしたあと、バロテッリは2017年に加入したニースで復活を果たし、2年間で公式戦66試合に出場して43ゴールを記録。だが今季はニースでのシーズン前半戦を無得点で終え、練習を無断欠席するなど問題児ぶりも再び発揮していた。

 今月23日には、日本代表DF酒井宏樹も所属するマルセイユへの移籍が決定。現地時間25日にホームで行われたリーグアン第22節のリール戦でさっそくのベンチ入りを果たした。

 試合は前半終了間際にリールがPKで先制。後半には観客席から投げ込まれた爆竹が選手の近くに落ちたことで一旦プレーが止められ、30分以上にわたって試合が中断するという事態も発生した。

 バロテッリは74分からの交代で出場したが、後半アディショナルタイムに入った94分にはリールが勝利を決定づける追加点。だがその2分後、左からのCKに合わせたバロテッリはヘディングで移籍後初ゴールを記録した。バロテッリにとっては昨年5月以来、約8ヶ月ぶりとなる得点だった。

 結局敗戦に終わったマルセイユは、最近2ヶ月間の公式戦11試合で1勝のみという不振を抜け出せず。今後の巻き返しに向けてバロテッリは救世主となるのだろうか。

【了】

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