韓国代表のパウロ・ベント監督【写真:Getty Images】
韓国代表のパウロ・ベント監督は、準々決勝での敗退に終わったAFCアジアカップ2019の大会を通してチームに決定力が欠けていたと認めている。『FOXスポーツ』アジア版などが同監督のコメントを伝えた。
1960年大会以来の優勝を目指していた韓国は現地時間25日に行われた準々決勝でカタール代表と対戦したが、0-1で敗れる結果に終わった。準決勝に進めずアジアカップを去るのは2004年以来4大会ぶりのことだ。
ベント監督は試合後の会見で、「相手よりも多くのチャンスを作っていたという考えは変わらない。相手よりも決定的なチャンスを作っていた」とコメント。だがカタール戦に限らず、チャンスを十分に得点に繋げられない試合が続いたことを嘆いた。
「これまでの試合も全て、我々の生み出していたサッカーに対して、スコアはあまりにも物足りないものだった。決定力がなかったと言われればその通りだと思う。だがチャンスを作れなかったと言われるのなら同意できない」
いずれにしても、2022年ワールドカップまでの契約を残す指揮官は、今後も戦い方を変えることはないと主張している。「プレースタイルを変えることはない。それは確かだ」とベント監督は語った。
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