槙野智章【写真:Getty Images】
日本代表は25日、28日に行われるAFCアジアカップ2019準決勝のイラン戦に向けた練習をした。DF槙野智章は引き続き、「いい準備」を強調している。
準々決勝のベトナム戦で大きなメンバー変更がなかった日本代表。控えの選手はメンタル面で難しい部分もあるはずだが、「みんなしっかり準備しています」と槙野。「出ている選手も疲れたなんて言っていられないですし、それだけハードに戦っている」と述べた。「これからホントに日程と試合が厳しくなると思うので、いつ呼ばれてもいい状況と、いつ呼ばれてもいい準備をしていく」と語っている。
ここまで安定した強さを見せているイランは、これまで以上に困難な相手となりそうだ。対戦相手の印象について槙野は「知っている選手が何人もいて、対戦したことがある選手もいる。非常にハードになると思っている」とコメント。「監督のやり方と選手の並びしだいでいつチャンスが転がってくるか分からないですけど、しっかり準備をすることだと思います」と話した。
イラン対中国の準々決勝を見た槙野は、イランの得点シーン以外に「セットプレーがかなり脅威だなって印象を受けました」とのこと。ただ、「そこらへんは自分たちもストロングだと思います」と語り、セットプレーで優位に立てると自信を持っている。
「下に沈んでいる選手、下を向いている選手がいれば、引き上げていかなければいけない。大事なことだと思います」。槙野は心身ともに準決勝に向けていい準備をしている。
(取材:元川悦子【UAE】、文・構成:編集部)
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