ラツィオのマルティン・カセレス【写真:Getty Images】
イタリア・セリエAのラツィオに所属するウルグアイ代表DFマルティン・カセレスは、同じイタリアの古巣ユベントスへ移籍する可能性が高くなったとみられている。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えた。
現在31歳のカセレスは過去に2度ユーベでプレー。2009/10シーズンにはバルセロナからユーベへレンタルされた。続いてセビージャへ移籍したあと、2012年1月に再びユーベへレンタルされ、その後完全移籍して2016年まで在籍していた。
今回ユーベは、カタールへの移籍が濃厚になったとみられるDFメディ・ベナティアの穴を埋めるためカセレスの3度目の獲得を考えているようだ。ラツィオとの合意を得た上で、近々カセレスがトリノを訪れて移籍に向けたメディカルチェックを受ける見通しだと伝えられている。
カセレスは現在ユーベを率いているマッシミリアーノ・アッレグリ監督のもとでもプレーし、2014/15シーズンと2015/16シーズンのスクデットを獲得した。クラブの環境や指揮官をすでに熟知していることから、シーズン途中の補強でもすぐに適応できることが見込まれている。
カセレスに対してはボローニャからの関心も報じられていたほか、“バルサ化”が進行するJ1のヴィッセル神戸へ移籍する可能性があるとの噂も浮上していた。だが移籍先は古巣であるイタリア王者となるのだろうか。
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