「VARは個人的に好き」
――前半も10分が経過しましたが、ここまではベトナム優勢とみてよろしいでしょうか
「そうですね。サウジアラビア戦と一緒。日本じゃなくて、相手がゲームコントロール出来てます」
――日本はなかなか相手の5バックを崩すことができていません。こういう試合は中島翔哉のように個人で打開できるような選手が必要なんでしょうか
「まあ、まだ早い時間帯ですね。中島はもちろんこのようなゲームで中心になると思いますが、柴崎(岳)、原口(元気)、南野、堂安(律)などもゼロから生み出せる選手なのでそんなに心配してません」
――24分、日本はCKから吉田麻也がゴールを決めました! サウジアラビア戦に続き、セットプレーからの得点ですね…と思ったらVARが入りノーゴールとなりました…
「うわ! ハンドか…やっぱりいつもより気をつけなければならないですね(笑)」
――ショーンさんはVARについてはどのような意見をお持ちですか
「個人的に好きです。審判の仕事は非常に難しいので、出来るだけ助けられれば良いかなと思う。さっきのゴールは間違いなくハンドだったので、もしゴールになったらベトナムに対してアンフェアですね」
「そしてグエン・コン・フォンは本当に良い選手ですね。何で水戸(ホーリーホック)に居た時に出られなかったのかね…」
――前半も30分が過ぎましたが、ここまでの印象はいかがでしょう
「立ち上がりはベトナムペースだったが、その勢いは少しなくなってきましたね。日本はどんどんゲームコントロールが出来て、今からチャンスが作れそうかな」
――しかし日本は権田修一のミスからピンチを迎えました。その後もピンチは続いています
「それも危なかったね(笑)。僕が『勢いがなくなってるみたい』のコメントを出した後に戻しましたね (笑)」
――ショーンさんの言葉がベトナム代表の選手に届いたのかもしれません
「確かに。じゃ、試合終了まで何も言いません!(笑)」
――日本の選手に声をかけるとすれば何を言いますか?
「もっと冷静に攻撃しなさい!(笑)」