長友佑都と堂安律【写真:Getty Images】
【日本 1-0 ベトナム AFCアジアカップ2019・準々決勝】
日本代表は24日、AFCアジアカップ2019・準々決勝でベトナム代表と対戦し1-0と勝利した。
堂安律は“予言者”だった。ベトナム戦の前日、自身がPKを決めることを長友佑都に宣言したという。その長友が20歳アタッカーとのやり取りを明かした。
「彼自身、試合前に『自分がPKを取って、自分が蹴って勝利に導く』と言っていたんですよ。『点を取れなかった丸坊主にする』と言っていたので、『佑都くん、ちょっと何か点取れなかった時のやることを言ってください。僕を追い込んでください』みたいな感じでね。『じゃあ、頭を丸めてください」と言って、『了解です』と言って、『僕がPKを取って、PKを蹴って勝ちます』ということを言っていたので。彼を褒め称えてください。有言実行の男なので」
そして、「それ僕が証拠の動画を撮っているので、あとでSNSか何かに」という言葉通り、長友は自身のSNSに動画を投稿した。新体制発足後、師弟関係を築いている長友と堂安。師匠の愛は深く、弟子の堂安も長友の存在によって思い切りプレーできているのかもしれない。
準決勝以降も2人でかわした“約束”を実現し、大会制覇を成し遂げたいところだ。
(取材:舩木渉【UAE】、文・構成:編集部)
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