アシュリー・コール【写真:Getty Images】
イングランド2部(チャンピオンシップ)のダービー・カウンティに加入することが決まった元イングランド代表DFアシュリー・コールは、今季終了後に現役を引退する見通しであることを明らかにした。英メディア『BBC』が伝えている。
MLS(メジャーリーグサッカー)のロサンゼルス・ギャラクシーを退団していた38歳のA・コールは、今季末までの契約でダービーに加入することが今月21日に発表された。かつてチェルシーでチームメートだったフランク・ランパード監督の率いるチームでプレーすることになる。
だが、ダービーでプレーする半年間が現役生活の最後の時間となるようだ。「おそらく今季終了後が、アシュリー・コールの終わりになると思う。まだやりたいと思っているが、体がついていかないんだ」とA・コールは英メディアに語った。
「キャリアの終わりが近づくにつれて、コーチでも監督でもどんな形でも、イングランドに戻って仕事をしたいという考えがいつも頭の中にあった。帰国して、今までとは違う生活に取り組み始める時だと思った」とダービー加入を決めた心情について述べている。
A・コールはアーセナルでキャリアをスタートさせ、その後チェルシーやローマでもプレー。通算3回のプレミアリーグ優勝や7回のFAカップ優勝、2012年のチャンピオンズリーグ優勝などに貢献し、世界最高の左サイドバックとも呼ばれた。イングランド代表としても歴代6位、サイドバックでは歴代最多の107試合に出場した。
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