監査法人デロイト・スポーツビジネスグループは、2017/18シーズンのサッカークラブ収益ランキングを発表した。レアル・マドリーが3年ぶりに首位に返り咲いている。

　2015年まではマドリーが11年連続で首位を守っていたが、過去2年はマンチェスター・ユナイテッドが収益1位。だが2018年は史上最高額となる7億5090万ユーロ（約935億円）で再びマドリーがトップに立った。

　昨年3位だったバルセロナは6億9040万ユーロ（約860億円）で2位に浮上し、スペイン2強が1位と2位を独占。昨年比微減となる6億6600万ユーロ（約829億円）の収益にとどまったユナイテッドは3位に後退した。

　4位バイエルン・ミュンヘン、5位マンチェスター・シティは昨年と同順位。パリ・サンジェルマンが6位（昨年7位）、リバプールが7位（昨年9位）へと順位を上げ、チェルシーは8位で変わらず。アーセナルは昨年6位から9位へと後退している。

　昨年11位だったトッテナムは10位に浮上し、11年ぶりのトップ10入り。10位以内のうち6クラブをイングランド勢が占めた。昨年10位のユベントスが11位に後退したことで、イタリア勢はランキング開始以来初めてトップ10圏内に不在となった。

　2017/18シーズンの収益トップ20クラブと収益額は以下の通り。

1位.レアル・マドリー／7億5090万ユーロ（約935億円）
2位.バルセロナ／6億9040万ユーロ（約881億円）
3位.マンチェスター・ユナイテッド／6億6600万ユーロ（約829億円）
4位.バイエルン・ミュンヘン／6億2920万ユーロ（約784億円）
5位.マンチェスター・シティ／5億6840万ユーロ（約708億円）
6位.パリ・サンジェルマン／5億4170万ユーロ（約675億円）
7位.リバプール／5億1370万ユーロ（約640億円）
8位.チェルシー／5億570万ユーロ（約630億円）
9位.アーセナル／4億3920万ユーロ（約547億円）
10位.トッテナム／4億2830万ユーロ（約533億円）
11位.ユベントス／3億9490万ユーロ（約492億円）
12位.ボルシア・ドルトムント／3億1720万ユーロ（約395億円）
13位.アトレティコ・マドリー／3億440万ユーロ（約379億円）
14位.インテル／2億8080万ユーロ（約350億円）
15位.ローマ／2億5000万ユーロ（約311億円）
16位.シャルケ／2億4380万ユーロ（約304億円）
17位.エバートン／2億1290万ユーロ（約265億円）
18位.ミラン／2億770万ユーロ（約259億円）
19位.ニューカッスル／2億150万ユーロ（約251億円）
20位.ウェスト・ハム／1億9790万ユーロ（約246億円）

【了】