VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)【写真:Getty Images】
Jリーグは24日、2019シーズンの一部試合においてVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)を導入することが決定したとして発表を行った。
VARはビデオ映像を用いてピッチ上の審判団の判定を補助し、正確なジャッジを下すことを目的とするシステム。国際大会や各国リーグなどで導入が進められ、Jリーグでも導入に向けた取り組みを行ってきた。
2019シーズンからの一部導入を決めた理由について、「審判員の教育が順調に進んでいること、および、VAR介入の対象となる事象が起こる可能性がより高いトップレベルの試合に導入を行うことで、VARの効果をより正確に検証のうえで今後の導入の方向性を議論するための材料とするため」とJリーグは説明している。
2019シーズンにVARが導入されるJリーグ公式戦は、YBCルヴァンカップの決勝トーナメントにあたるプライムステージ(準々決勝以降)の計13試合、およびJ1参入プレーオフ決定戦の合計最大14試合となる。参入プレーオフの1回戦、2回戦ではVARは使用されず、追加副審(AAR)が導入される。
また、2月16日に開催されるU-18 Jリーグ選抜と日本高校サッカー選抜による「NEXT GENERATION MATCH」においてもVARが導入される。同日に同会場で行われるFUJIゼロックス・スーパーカップではVARは使用されない。
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